2018/04/01 22:09

沖縄の強い太陽の下で育つ植物はものすごいパワーを秘めています。
私たちが1時間、炎天下で活動していたら、お肌のダメージは計り知れません。
でも、南国のlハーブはその太陽の下で元気いっぱい。

その秘密は抗酸化力です。

そんな注目のハーブ月桃についてご紹介します。
月桃(ゲットウ)は沖縄ではよく知られた植物で雑草のようにどこにでも生えています。
ムーチーという料理でもち米を包んだり、根が草木染の染料に使われたりしています。


こちらが本月桃です。
ショウガ科 多年草 学名Alpinia zerumbet
沖縄では1メートルから3メートルくらいに大きくなります。
「桃」とついても桃とは全く関係ありません。


4月~6月頃、頃写真のような美しい花を咲かせます。
「月桃」の名前は、この花の形が桃に似ていることに由来すると言われています。

この月桃の抗酸化力が美容や健康に役立つということが分かり、最近は健康茶の他、化粧品やサプリメントに使われるなど、注目を集めています。

※もうひとつ、大輪月桃というのもありますが、別品種です。
大輪月桃もアロマセラピーで使われますが、ここでは、主に本月桃についてご説明しています。

月桃にはたくさんの有効成分が含まれています。


お茶やサプリメントで、身体の中から!
抽出成分配合の化粧品で、肌にダイレクトに!
どちらをとっても、本当に頼もしいハーブだということが分かりますね。

そして、それだけではありません。
月桃は根を深く貼るため、沖縄の海に赤土が流出するのを防ぎ、サンゴ礁を赤土のダメージから守ります。


私たちが美容や健康のために月桃を活用すると、
私たちは美と健康を手に入れることができ、
現地では月桃関連産業が発展し、
更には沖縄の環境保護にも貢献できるという、
三方よしのハーブなのです。